義歯

当院を訪れる患者さんには入れ歯(義歯)の悩みを持つ30代、40代、50代の患者さんもたくさんいらっしゃいます。
30代、40代、50代の入れ歯(義歯)の悩みをもつ患者さんの多くは入れ歯(義歯)はお年寄りのものという偏見から、周囲のかたに相談もできずひとり悩んでいらっしゃるかたも少なくありません。
入れ歯(義歯)から生じる「痛い・かめない・はずれる・話しにくい・見栄えが悪い」などのさまざまな悩みを解決する糸口になればと考えています。
一人ひとりにあった快適な入れ歯(義歯)を使うことによって、快適な生活と明るい笑顔を取り戻すことができるはずです。

義歯(入れ歯)の特徴

口元や顔立ちが整う

審美性の回復

  • 歯が抜けてままですと、舌がへこみ、口回りのシワが目立つようになります。
  • 歯の噛み合わせがなくなり、顔の長さも短くなって、いっそう老けて見えます。

上手くしゃべれるようになる

発音機能の回復

  • 歯がない状態ですと息が漏れたりして、正しい音が出せなくなり、言葉がハッキリしなくなります。
  • 歯と歯ぐきは発音に大切な役割をもっています。
  • 人と話をする事は良い人間関係をつくることになります。

よく噛めるようになる

そしゃく機能の回復

  • よく噛めることは、食べ物の味や香り、舌ざわりや、歯ごたえを楽しむことができます。
  • 唾液(つば)の分泌が促進されます。
  • よく噛むことは消化吸収の第一段階です。生きるための栄養を取るための大元です。

義歯(入れ歯)の種類

金属床 バネを用いた骨組みが金属床の入れ歯です。

残っている歯に精密に加工した、バネをかけて部分入れ歯を安定させます。
骨組みに金属を使用していますので変形がなく丈夫です。
金属が丈夫なので、入れ歯の大きさを、保険のものに比べて、ずいぶん小さく作ることができます。
熱伝導性がよく、食べ物の熱さ、冷たさも、しっかりと口の粘膜に感じることができます。
また、しっかりとした入れ歯で、噛んだときにたわまないので、残っている歯に無理(有害)な力が加わりにくい入れ歯(義歯)です。
保険適用の入れ歯(義歯)です。
プラスチック樹脂と簡単な針金を使っているため、たわみやすく、あまり望ましい構造ではありません。
強度不足を補うために、入れ歯は大きく、厚くなります。

磁石義歯 バネを用いない(バネが見えない)部分れ歯です。

磁石は、残っている歯の状態が「あまりよくない場合や、歯の数が少ない場合のよく使います。
これは、一本もご自分の歯が無いケースに磁石を使ったものです。
インプラントをして、それに磁石の一方を組み込んでいます。
入れ歯(義歯)に磁石を組み込んであります。お口の中の磁石とぴったり引き合って、入れ歯(義歯)がしっかりと収まります。
磁石は残っているご自分の歯に付けることもよく行われます。
歯に対して無理(有害)な力かからない、という長所もあるため、むし歯や歯周病で弱った歯を入れ歯(義歯)の維持に有効に利用できる優れた方法です。

「保険適用」と「自費負担」の義歯(入れ歯)の違い

自費負担義歯(入れ歯)は、自費の利点:設計、製作段階で医師と技工士の間の確認が十分にとられ、より優れている入れ歯ができます。
製作過程で模型制作などに使われる材料は精度の高いものが使われるので、噛み合わせがしっかりしたものが出来ます。
人の歯の色は千差万別、様々な種類があります。自費用の人工歯は保険と比べ、色、形とも多数用意されており、より個人にあった自然な入れ歯を作ることが出来ます。
人の口の中は食べ物の中に髪の毛が一本混じっていただけでも、それを感じ取るぐらい敏感に出来ています。
その為、より薄く出来る金属床は、口の中の違和感を和らげることが出来ます。

  保険適用の入れ歯 自費負担の入れ歯
人工歯 種類が限られている為、場合によっては残っている歯の色、形のバランスが悪くなることがあります。 天然の歯の代わりになるものを患者様それぞれに最も合うように、様々な色、形が用意されています。
歯肉部 汚れが付きにくく、装着感がよい形態になっています。基本的な形態だけで、制限があります。 歯茎の代わりになる部分汚れがつきにくく、装着感もいい形態になっています。また、ご要望に合わせた形態を作ることも可能です。
義歯床樹脂と金属 金属と違い割れやすいので、かなり厚くなっています。また、熱を伝えにくい材質なので、食べ物の温度、味覚が感じにくくなります。 口の中の粘膜に密着し、部分入れ歯が落ちないように固定したり、入れ歯で噛んだ力を粘膜に伝えたりします。金属を使用した場合は、薄く装着感がよいです。
維持装置 食残っている歯を取り囲むようにして入れ歯を固定します。その為、歯の状態によっては、笑ったときに見えたり、多少口の中で違和感があります。 残っている歯に必要以上の負担をかけず、歯を長持ちさせることが出来ます。
種類によっては、外から留め金が全く見えないので、入れ歯をしていることが分かりにくくなっています。

おもいきり笑える新しい入れ歯

セレーブデンチャー

セレーブデンチャーってどんな入れ歯?
今までの入れ歯が「痛い」「合わない」「目立つ」「笑えない」とお悩みの方に、当院ではセレーブデンチャーという入れ歯をおすすめしています!
セレーブデンチャーは、強くて柔らかい素材を使用しているので、入れ歯をつけている時の違和感が減ります。
食事の際も痛くなく、しっかり噛め、入れ歯に食べ物が挟まりにくく、快適です。
また入れ歯を固定している金属が無いので、見た目が自然です。人前で入れ歯を気にせず会話ができます。
セレーブデンチャーにされた方の中には「もっと早くセレーブデンチャーにしておけば良かった。」という声も頂いております。
入れ歯が気になる等、お悩みの方は、一度ご相談下さい。

セレーブデンチャー

軽い、薄い、目立たない。 これまでに無かった、新しい入れ歯です。
これまでのいればと違い、金属バネを無くし軽くて薄い入れ歯を実現いたしました。 装着感の良い入れ歯なのでストレスの無い日常生活を送ることができます。
クラスプを気にされる女性はもちろんのこと、その薄さや装着感の良さから男女を問わず絶大なニーズのあるノンクラスプデンチャーです。 咬合、機能性、耐久性を考慮してメタルレストの付与を推奨しております。

特徴1 金属バネを使用しない

従来の金属バネのかわりに透明感のある樹脂を使っていればの安定性を実現しています。

特徴2 薄くて軽い

特殊な技工技術によって透明感と可能な限りの薄さを実現。
装着感が自然です。

特徴3 段差が少ない

舌の裏に当たるなど不快感の原因であった段差を少なくすることで、入れ歯の違和感が軽減されます。

特徴4 隙間がない

特殊な技工技術によって、歯と入れ歯の間にほとんど隙間ができません。

特徴4 隙間がない
特徴4 隙間がない
  セレーブデンチャー 金属のバネを使用した入れ歯
見た目 ほとんど目立たない 金属のバネが目立つ
材質 薄くて、丈夫 厚い、すり減りやすい
重さ 従来の入れ歯の半分の重さ 重い
食事 入れ歯に食べ物が挟まりにくい 入れ歯に食べ物が挟まりやすい
アレルギー 金属アレルギーの心配がない 金属アレルギーの方は注意が必要
健康保険 適応外 適応

入れ歯の汚れ

入れ歯の取れない汚れを約10分できれいにできます。
スタッフまでお気軽にお声掛けください。