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ご存知ですか?3Mix-MP治療法
歯髄を残して歯を削らずに虫歯を治療する3Mix-MP治療法
薬剤で歯全体を無菌化
そもそも虫歯はばい菌が引き起こす物です。ばい菌が原因ならばその歯に抗菌剤(ばい菌を退治する薬)を直接しようして、ばい菌を退治し虫歯の痛みや進行を止めてしまおうというわけです。
従来の治療法では「歯は再生しない」として虫歯の病巣を徹底的に削りとっていました。しかし、いくら削っても完全にばい菌をゼロにすることは難しく、そのおかげで虫歯が再発する人も多いのです。
その点この「3Mix-MP法」では「虫歯にかかっている歯を無菌化」することができるので効果の高い治療が期待できます。
3Mix-MP法の方法
わずか1mmほどの抗菌剤の小粒を虫歯の穴に置き、そのまま上から穴をふさぎます。
これで薬が歯の隅々まで浸透し、歯は無菌状態になり虫歯の痛みや進行が止まります。

3Mix-MP法の治療費について
この治療法は内服薬として認められる3種類の薬を外用薬として使うため、保険は適用されません。
しかし治療費は一般的な治療とあまり変わりません。
3Mix-MP法についての注意
薬の効果は100%ではありません。数日あるいは数ヵ月後に痛みが出る場合もあります。
そのときは神経をとる処置を行います。
歯周病について
歯周病の原因

歯周病は歯と歯肉間の溝に付着した歯垢中の細菌によって起こる感染症です。歯垢中の細菌により歯肉に炎症(出血や腫れ)をおこし、その後歯を支えている骨(歯槽骨)を吸収させる病気です。
35歳で80%以上の人が歯周病と言われておりますが、35歳になって突然歯周病になるわけではなく15歳頃から徐々に進行していきます。ゆっくりと進行するため初期では自覚症状がほとんどありません。
口臭、歯肉からの出血、歯肉の腫れ、痛みなどの自覚症状があるときはすでに進行している状態かもしれません。

予防
重要なのは歯磨きです。歯周病予防のブラッシング法や専用の歯ブラシを使用し健康な口腔内環境を作っていきます。
また古くなっていたり歯周病によって合わなくなっている冠を治療しピッタリと合った冠を入れることでより汚れが付着しづらく磨きやすい口腔内環境にしていきます。
3~6ヶ月で定期的に検診に来院していただくことも重要です。
※個人差があります。
治療について
- 原因である歯垢を毎日のブラッシングで丁寧に取り除いてください。
- 取り除けない歯垢、歯石は衛生士にて除去してもらってください。
- 体調を整え抵抗力をつけましょう。
- 歯周病は慢性疾患のため、定期的な予防処置が必要です。
メンテナンス
日々の歯磨きをしっかりしていてもご自身で100%汚れを落としきるのは困難です。
そこで3~6ヶ月ごとに来院していただき、専用の器具機械を使用しプラーク・歯石を除去していきます。
小児歯科

歯が黒くなってしまってからではもう遅いのです。
日ごろから親御さんは子供の歯を見て早期に虫歯を発見してあげてください。
また、定期的に歯科検診を受けてください。
表面だけではわからない虫歯もあります。
虫歯は小さいうちに治療しましょう。